エクスカーション
jsno30@convex.co.jp
 
 
 
第30回特定非営利活動法人日本脳腫瘍学会学術集会
会長 栗栖 薫
広島大学大学院医歯薬保健学研究院脳神経外科学教授
 
 第30回日本脳腫瘍学会学術集会を、2012年(平成24年)11月25日から27日に広島市で開催させて頂くことになりました。私個人としても、広島大学脳神経外科学教室並びに同門としても大変光栄に存じております。
 (社)日本脳神経外科学会における脳腫瘍関連の学会・研究会の中で、もっとも長い伝統と歴史を持つ学会の一つです。
 アメリカ カリフォルニアのアシロマで行われてきた悪性脳腫瘍の基礎研究と臨床を徹底的に討論する、所謂アシロマカンファレンスを元に、日本では、1980年に第1回「日光脳腫瘍カンファレンス」として永井政勝名誉教授を会長として開催され、第9回まで同カンファレンスとして継続されました。以後、故星野孝夫教授を会長として、1992年第1回「日本脳腫瘍カンファレンス」として第10回まで開催されました。その後更に多くの施設が参加可能な開催形態となって、それまでの開催回数を継続する形で、2002年第20回「日本脳腫瘍学会学術集会」が佐谷秀行教授を会長として開催され、今回30回を迎えるに至りました。
 悪性脳腫瘍の病態の解析とそれに基づく治療戦略・治療法、更に神経腫瘍医の生涯教育、市民への啓蒙活動などを行なう学会として発展してきました。
 この30年間の歩みと進歩を鑑み、また、将来への更なる発展を求めて、「悪性脳腫瘍―病態解析と治療戦略の最前線―」を主題に、学会を開催したいと思います。この主題に関連した、特別講演、招待講演、シンポジウム(一部英語セッションを含む)、ポスター発表(一部デジタルポスター発表を含む)、また、教育セミナー、市民公開講座など行なう予定にしています。
 海外からの招待演者として、ドイツハンブルグのエッペンドルフ大学のWestphal教授、カナダトロント小児病院のDirks教授をお迎えすることとなりました。Westphal教授は、WFNS Neurooncology Committee Chairmanであり、成人膠芽腫に対する種々の臨床試験の結果や、日本で認可・発売が予定されているGliadelの欧州での臨床成績など、また、Dirks教授には脳腫瘍幹細胞研究のその後の発展につきご講演を頂く予定です。
 瀬戸内に面した学会会場で、これまで山中の風光明媚な箇所での開催とは一風変わった、また瀬戸内の晩秋も楽しんで頂ければと思っています。特別企画もありますのでご期待下さい。
 広島大学脳神経外科学教室のスタッフが、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
2012年(平成24年)4月吉日